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こんにちは、ゆき(@yuki_jitanable)です。
この記事は私が、ブログを始めるに当たって是非執筆したいと思っていたものです。
私は現在ミドサーで二児の母ですが、10年間で二回も転職しています。一回目の転職は独身時代に行いましたが、二回目の転職は一人目の子供が2歳の頃に行い、3歳になると同時に転職に成功しました。
このブログのタイトルを見て、「残業できない、特にめぼしい資格も持っていない」そんな条件で転職できるのか?と思われて開いた方いらっしゃいますよね?
答えは、できます。やろうと思えばできるんです。
それはなぜできるのか、どうやって転職先を見つけたのか、この記事では私の体験談から、それらを紹介したいと思います。
- 残業時間が無しの仕事に転職したいと思っている人
- 主だった資格を持っていないが、転職したいと思っている人
- 自分の理想の働き方ができる職場に転職したい人
クリックできる目次
私がワーママになった経緯
まずは、私がワーママになった経緯を語らないと、ワーママ転職について説明することが難しいのです。ここの部分は私の個人的な恥ずかしい過去のお話のため、私のワーママ転職戦略を早く知りたい方は、お読み飛ばしてください。
読み飛ばしはここをクリック!リーマンショック直後の大卒、2010年卒組
時は2019年、リーマンショックによる2019年卒内定取消、2010年卒新卒採用停止もしくは大幅縮小のあおりを受け、四大卒の私は中々就職先が決まらず足掻いておりました。運良く、大学4年生であった2019年の年の瀬、とある中小企業に内定を貰うことができます。
選択の余地無くフリーターになってしまうところ拾ってくれた有難い会社ですが、その頃リベラル思想に感化されていた私は、社風が合わないと思っていました。そこで、社歴たった3年半ぽっちで辞めてしまいます。
最初の転職
しかしこの時私は第二新卒もどき、加えて十分な実務経験や国家資格を持っているわけでも無かったので転職活動は難航しました。結果、公開求人の中でとあるベンチャー的企業に契約社員として転職します。
その企業は業務拡大で急激に人員を増やしていおり、猫の手も借りたい状態でした。よっぽどの難が無ければ誰でも採用していたのです。
当時、私は自分のやりたいと思っていた業務で転職を決行したため、希望する業務を経験することができ、事業拡大などに便乗して契約社員→正社員の昇格もして貰ったワケですが、この会社は如何せん残業が多い。
人員の確保や教育が間に合っていないのに業務を受注していたのです。加えてお給料はとても安い、そんな業界でした。ピークでは月70時間以上残業していました。
しかもみなし残業代(固定給に含まれている残業代)は45時間分だったので70時間残業しても、25時間分しか残業代が付かないのです。これはまさに地獄でした。平日は鬼のように働いて終電で帰り、休日は寝て過ごすという、20代OLらしからぬ生活を送っていました。
お給料はほぼ家賃(都内のアパート)や食費に消えていき、貯金もままなりません。
後先よく考えて転職しないからそうなるノダ。
ノーマル
急に結婚して妊娠する
そんな私にもちょっとだけいいことがありました。がむしゃらに働いている私を「ちょっと、いいな」と思った40代前半の男性が現れたのです。どうやら専務が、「結婚相手探しているなら、あの子どうだい?」と勝手に彼に薦めたらしいです。
ユキ
専務、勝手に私をおすすめの商材にすなー!昭和か!
人員を引き留めるためなら、人はなんでもするでしょ?
ノーマル
その後、半年以内に婚約→結婚→妊娠とあっさり進みます。
ユキ
とゆうか、長時間残業と金欠のせいで、「もう相手は誰でもいいや」的な思考に陥っていた。。。
その企業は、残業時間だけで見ればブラック企業でしたが、表面上の法令遵守意識と女性比率が高かったせいなのか、産休育休の取得にはなぜか寛容でした。かくして私は、ワーママになったのです。
しんどい!ワーママライフと、ワーママ転職
両親も近くに住んでいるわけでは無いので、保育園の送迎を手伝ってくれるワケではありません。保育園の預かり時間ではフルタイム勤務はできず、必然的に時短勤務ととなり仕事に復帰することにしました。
しかし、前項でもお伝えしたとおり、業務の受注に対して人員の確保が間に合っていないという状況は変わっていません。案の定業務が終わらないため、時短なのにフルタイムと同じ時間残業するという事態となってしまいました。
残念なことに、復帰後の契約は時短勤務なのにもかかわらず、20時間のみなし残業代が固定給に含まれていました。
実質残業をしてフルタイムと同様の労働時間となっているのに、固定給は時短時間分がカットされ残業代も付かないという、労働者側にとって損でしか無い働き方になっていたのです。
ワーママ転職を決意
この事実を雇用契約書と給与明細で知ったとき、私は何が何でも転職しようと思いました。
子供のお迎えを無理に旦那にお願いしたり、閉園時間ギリギリに保育園にお迎えに行ったら息子が最後の一人になっていたりと、生活を犠牲にして頑張っていたのに、会社は何も私に還元していなかったのです。ただし、以下のことを実行できるのであれば転職を踏みとどまっても良いのかもしれません。
● 会社に雇用契約を見直して貰う
● 時短勤務制度を見直して貰う
● 人員を確保して貰うように要求する
しかし、小さな子供を抱える身では、声を上げて確実に会社が態度を改める事が保証されていない以上、無駄骨折りになる可能性は大いにあります。やはり使用者と労働者では、労働者は弱い立場にあるのです。
従業員代表や労働組合が活発に活動している、人事や経営陣に影響力のある上司からの評価が高いなど、解決の糸口に繋がるような鍵を握っているのであれば、転職という選択肢はとらなかったかもしれません。
時に人は、諦める勇気が必要だ!
ノーマル
私の5つのワーママ転職戦略
時短の勤務時間をはみ出す程の、労働時間勤務をこなしながら育児をし、その上転職活動を行うことは生半可なことではありません。
無計画に応募・面接まで進んでも、採用に至らなかったら意味はありませんし、また採用に至ったとしても、自分の希望する条件で労働できなかったら、何の意味もありませんよね。私の実行した戦略は以下の5つです。
ユキ
辛いときこそ、ステイクール!
公開求人は応募せず、非公開求人のみ応募する
一回目の転職では公開求人を選んで、後悔してしまいました(ダジャレじゃないですよ)。素人ながら調べていくと公開求人というのは、なかなか採用が決まらないので、公開にしている可能性が高いということを知りました。
魅力的な求人案件は当然応募が殺到してしまいますよね。採用業務に支障が出ることがないように、魅力的な求人案件は非公開求人にして転職サービス会社から条件にマッチする人にだけ、求人票を公開してもらうという流れをとっています。
そのため、あえて公開求人には応募しないという策を立てました。
そのため、転職エージェントに複数登録し、エージェント紹介の非公開求人のみに応募することにしました。公開求人は一切見ないようにしました。
各社によって取り扱いの無い求人もありますので、2~3社ほどの転職サービス会社のエージェントサービスに登録しておくのがオススメです。
あまり登録数が多いと、
- それぞれの転職サービスのサイトの利用方法を覚える必要が発生する
- 複数のエージェントさんとのやりとりが大変になる(電話やメールが増える)
- 案内される求人案件が重複する可能性が増える
という副産物的な仕事が増えてしまいます。
副産物的な仕事に追われてしまったら、本末転倒だね。
ノーマル
個人的には求人の取り扱い件数が多い規模の大きい転職サービス会社さんに絞るのがオススメです。私はdodaさんの紹介で転職先を見つけることができました。↓
自分の譲れない転職条件を明確にする(ミスマッチ対策)
転職後のミスマッチを防ぐために、転職先の労働に求める条件を自分の中で明らかにしました。私の譲れなかった条件は以下の5つです。
- 基本残業時間が無い(残業は繁忙期もしくは、月の繁忙週のみ)
- 通勤時間が一時間半以内、転勤無し
- 前職の職務経験が活かせる業務を担当できる
- 土・日・祝は完全休み
- みなし残業代が固定給に含まれない(残業時間分がそのまま残業代として支給される)
条件は、優先順位の高いものから5つぐらい書き出しておきましょう。この条件を、転職エージェントに的確に伝え理解して貰うことが、内定に届きやすい求人をセレクトしてもらうのに最重要です。
私は5つの条件を挙げましたが、5つを超えると応募できそうな求人が少なくなってしまうので、5つ以内にとどめておくのが良いと思います。
求める条件は人によって違います。私は職務内容・勤務時間重視の条件ですが、例えば「役職登用あり・キャリアアップが可能」などを重視する人は条件に含めてもいいですね。
職務経歴書を完璧にしておく(資格無し対策)
転職は、要資格の業務職以外は資格が無くても問題ありません。問題になってくるのは業務経験です。沢山資格を持っていたとしても、その資格にまつわる業務や業界未経験の方と、経験豊富だけれど資格を取る時間がとれないぐらい懸命に業務をこなしてきた方でしたら、どちらが採用側にメリットがあるでしょうか?
「日々の業務をこなすのに手一杯でおりましたので試験にはチャレンジできておりませんが、近い将来取得を予定しております!」
というだけで何ら問題ありません。仮に採用に至ってその資格を取らなかったとしても、雇用契約書に、雇用契約をその資格取得を条件とする記載が無い限り採用が取り消されることはありません。
雇用契約書は必ず提示され、自身でサインを行うものなので安心ですね。
履歴書の資格欄が充実できない代わりに、職務経歴書は細かく書きましょう。
例えば、
- どのような業界の、どのくらいの規模のクライアントを何社担当した
- どのような規模のプロジェクトを、どのくらいの期間行い、どのような結果を得られたのか
など、しつこいほど詳しく記入しておきましょう。
細かく記入することで、採用者側に、応募者が業務を行うイメージが湧き、採用後の配置を考えるポイントになってきます。
職務経歴書は、どこの転職サービス会社にも精錬されたひな形がありますので、まずはひな形に忠実に自分をトレースして記入し、必ず転職エージェントサービスの担当者に添削やアドヴァイスを貰うようにしましょう。
採用に至ることで、転職サービス会社には就職先から報酬が入りますから、手厚いサポートが受けられます。求職者側が利用しない手はありません。
ユキ
相手にイメージをさせること!良い見本は真似すること!が重要ですね。
面接ではポジティブなことしか言わない
就職での面接も、転職での面接も人事の担当者・配属現場の責任者に自分を売り込むという基本のスタンスは変わりません。学生の就職面接のバイブル本にも書いてある、「ポジティブ言い換え」を実践しましょう。
転職面接は2、3回程度で内定に至ります。そのため採用側はその人の人柄を短時間で判断しなければいけません。一つでもネガティブな発言をしてしまうと、その言葉に引きずられてしまい相手を不安にさせてしまうものです。
自虐は一切不可です。もし誘導尋問されても良い方に捉えて返事をするようにしましょう。
「長時間の残業は難しいのですが、繁忙期の一時的な残業については、家族で役割分担することで十分に対応可能でございます。残業ができないという事をカバーするため、時間内に業務を効率的にこなす工夫をしておりました。具体的には○○です。この○○は他の方の業務の効率化にも活かせると思っており、積極的に共有したり後輩に教えたりしていました。」
このような言い換えにより「残業できない」というマイナスポイントを、「困難に対して有効策を考えて行動できるタイプ」というプラスポイントに置き換えてしまうことができます。
ポジティブ言い換えによって、残業ができないことすら武器にしてしまいしょう。
もしこのような言い換えをしても、残業できない事をマイナスポイントとして受け止められてしまうのであれば、そのような職場はご縁が無かったと思うことにしましょう。残業を重視するような職場は最近の働き方のトレンドに逆行していますし、ご自身で望んだ働き方ではないと思うからです。
くよくよしないでね!
ノーマル
仕事と転職活動の両立が辛いなら、一度仕事を辞めてもいい
先述のとおり育児しながら、現業の業務もこなし、更に転職活動を行うことは生半可なことではありません。職務経歴書を書く時間、エージェントの選んだ求人から応募する企業をセレクトする時間、企業研究をする時間、面接時間の確保・・・・。もちろん就労を継続して、隙間の期間無く転職できることが一番です。でも、仕事をしながらの転職活動が立ちゆかなくなったら辞めるのも一つの選択肢です。
- 保育園や学童(児童クラブ)の退園退所問題
- 収入が無くなる問題
保育園や学童(児童クラブ)は退職したら即退園退所にならず、求職期間中は継続できるはずです。求職期間での預かりについての決まり(退園までの猶予期間や、預かり時間)は自治体によりますので、保育課や児童支援課にたずねてみましょう。
収入が無くなることのお金の問題は、貯金を切り崩すか、パートナーがいるのであれば相談してみましょう。切実に転職したい現状を腹を割ってお話しすれば、パートナーも協力してくれるはずです。健康保険については一時的にパートナーの扶養に入ることが可能な場合もあります。旦那さんから旦那さんの職場に相談してもらうのが良いでしょう。
- 時間がとれるため、求職活動に専念できる
- 応募先の入社希望日に柔軟に対応できる
また、一度辞めることによって背水の陣になりますので、より本気で求職活動に専念することができるメリットもあります。また、急募の求人に対しても、入社日を柔軟に調整できるので他の候補者に差をつけることもできます。
実際、私は転職活動と仕事を両立していたものの、時間的な制約に打ちのめされ煮詰まってしまい、内定を貰う前に退職の申し出を行いました。もし両立が厳しい職務内容である場合は、一度辞めてスッキリ身を引き締めてからの方が、求職活動が良い方向に運ぶかもしれません。
もし、会社に退職を言い出しづらい場合、退職代行を利用するのも一つの案です。最近は女性向けの退職代行サービスもあり、退職に関する煩わしいアレコレを安心してお任せすることができます。
時短勤務の状態で転職できるの?
私はワーママ転職のタイミングで時短勤務からフルタイム勤務に切り替えました。これは、転職エージェントさんに相談して、時短勤務の正社員求人は極めて稀だと知らされていたからです。
ユキ
まれにそのような時短歓迎の求人があっても応募が殺到してしまうそうな。
時短勤務の正社員で探すよりもフルタイムで残業時間が少ない求人を探す方が、紹介出来る求人数が多いと言われました。もし、どうしても時短のまま正社員転職したい場合は、以下の方法があります。
- 一度フルタイムで転職して働いてみてから、社内の制度を活用して時短勤務に切り替えられないか相談する
- 時短正社員に特化した転職サービスを利用する
時短正社員転職に特化した転職サービスはこちら↓
現状求人数はどうしても絞られていますが、業務経験重視で採用されますので、まずはサービス登録して自分にぴったりの求人があれば応募がオススメです。
ワーママ転職のまとめ
いかがでしたでしょうか?私の恥ずかしい過去をふまえながら、残業が出来なくても、資格を持っていなくても転職が可能であることの実例をお示し出来たかと思います。もし現状の職場では働きづらいと思っている方は、一度転職サービスに登録して自身の市場価値や、求人の現況を調べてみるのも良いかもしれませんね。何事も踏み出してみると良い方向に転ぶかもしれませんよ。政府による「働き方改革」↓による影響で、ここ数年多様な働き方に対応する企業が増えてきているように思います。
ユキ
ご自身の望んだ働き方ができる職場に所属しながら、豊かな育児ライフがお送りできますよう願っております!
Good Luck to you.
ノーマル
最後までお読み頂きありがとうございました!
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それではまた!
またね!
ノーマル